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吉田友昭ピアノリサイタル。素敵な音楽に美味しいシャンパンで乾杯

吉田友昭 ピアノリサイタル
1) ハイドン:ソナタ イ長調 Op 54-3
2) ベートーヴェン:15の変奏曲とフーガ Op 35(エロイカ変奏曲)
3) ベートーヴェン:ソナタ ハ短調 Op 111
4) ラヴェル:ラ・ヴァルス
主催:MCS Young Artist Fund
Pushkin House, Holborn, London

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吉田さんは東京芸大在学中にパリ・コンセルヴァトワールに留学。その後ローマ・サンタチェチーリア・国立アカデミア、ザルツブルク・モーツァルテウム音大でも研鑽を積み、現在東京に拠点を置きながら欧州でも演奏活動を行っている若手ピアニスト。2010年には、日本音楽コンクールのピアノ部門で第1位を獲得した、期待の俊英です。知人から案内を頂き行ってきました。

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こじんまりした部屋でのサロンコンサートだったのでピアニストにかぶりつきの席です。吉田さんの音はふくよかでかつパワフル。そして繰り出される音楽は表現の幅も大きく魅力いっぱいです。端正ながら愉悦性豊かなハイドンのソナタの後に、ベートーヴェンの曲が2曲。いずれも作曲コンセプトが革新的で即興的であったことを直に伝える創造性に富んだ演奏です。そして最後はラヴェルの La Valse。オーケストラさながらの色彩豊かでスケールの大きい音楽に感動しました。アンコールでは、モーツァルトのソナタト長調よりトルコ行進曲。モーツァルトの遊び心あふれる演奏でこれまた感激です。
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ロンドンの中心街ホルボーンの一角のビル内の上品な内装の部屋で行われ、主催者による吉田さんへのインタビューでは、日欧の音大における教育の違いなどの話も出ました。休憩時間や演奏後にはシャンパンやワインのサービスもあり、とても楽しい夜を過ごしました。

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by amati701 | 2015-10-02 07:39 | 音楽