アシュケナージ、レーピン、フィルハーモニア管のシベリウス
3月19日、Royal Festival Hall、Southban、London
1) シベリウス:“フィンランディア”
2) シベリウス:ヴァイオリン協奏曲
3) シベリウス:“レンミンカイネン”組曲(4つの伝説曲)
シベリウスの没後150年ということで、ロンドンでも各オーケストラが彼の曲を取り上げます。この日は、アシュケナージとフィルハーモニア管。ちなみにコンビは、5月にも彼の交響曲を取り上げる予定です。
アシュケナージ指揮の演奏はほとんど聞いたことがなく、どんな音楽なのだろうと期待して来たのですが、並みの演奏でした。まずオケの良さが十分引き出せていませんし、音が整理されていなくて各楽器の音がクリアに聞こえません。レミンカイネンでは大分持ち直して、それなりに聴かせてくれましたが。。。アシュケナージの指揮はチョコマカして落ち着きがないですね。やたら派手に腕を回し、腰を振るので、笑ってしまいます。
レーピンのヴァイオリンは、ものすごく甘美でよく響く音で極めて印象的。しかし、ポルタメントが気になるし、音程もいまひとつきまらないところが時々あり安定感に欠け、ムターや内田光子さんで見られた、音楽野の懐と構築の大きさに欠けている気がします。
トゥオネラの白鳥のコールアングレは特筆すべき美音で素晴らしい演奏。ホルンの3番に座っていたのはKatyちゃんでしょうか?随所に素晴らしい音を聞かせてくれました。
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