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24日にミュージカル「オペラ座の怪人」を見てきました。昨年の「レ・ミゼラブル」に続き、イブのミュージカルは恒例になりつつあります。
歌手の張りのあり情感のこもった声、迫真の演技、凝った舞台装置。やはりナマは面白いですね。2時間半の間、すっかり引き込まれました。特にファントムを演じたGeronimo Rauchの声が素晴らしく、凶暴な姿、ワガママで高圧的な態度、落ち込んだ時の子供のような頼りない気持ち、ひしひしと伝わってきました。クリスティーヌ役のHarriet Jonesもとてもしっかりした声で超高音まで軽々歌うな、と感心していたら王立音楽院で声楽を学んで、フィガロのバルバリーナや、ドンジョバンニのツェルリーナを歌ったこともあるそうです。

劇場は、1705年に建てられ、代々国王の名を冠する由緒ある劇場だそうです。そのためか、写真撮影が厳しく制限されていました。


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12月16日、英国ロイヤル・バレエ公演, "Alice's Adventures in Wonderland"

Alice: Sarah Lamb, Jack/The Knave of Heart: Frdelico Bonelli,
L Carroll/White Rabbit: Alexander Campbell,
Queen of Hearts: Zenaida Yanowsky, Mad Hatter: Steven McRae
ロイヤル・オペラハウス、コヴェントガーデン、ロンドン

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昨年の日本公演でも話題になったロイヤルバレエの「不思議の国のアリス」。一時は売り切れてたけど、ウチの奥さんが必死で払い戻しのチケットを取ってきたため行くことができました。

とにかく各ダンサーのキレキレの演技に感嘆、そして抱腹絶倒です。アリス役のラムは軽々とした身のこなしで最初から最後まで踊りっぱなし、不思議の国の住人をかき回します。さすがプリンパル、いつ休んでるんだろうと思うくらいです。マッド・ハッター(いかれ帽子屋)のスティーブ・マクレイは驚異のタップダンスで、バレエ界のジョニー・デップの名にふさわしいイカレっぷり。ハートの女王のザナイダ・ヤノフスキーは、まさにハマり役。プリンシパルにふさわしい高い技術を見せつつもハジケまくったダンスで
、おどろおどろしいながら愛嬌ある女王を演じていました。
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ミュージカルなどのテクニックも使った舞台効果も凝っていました。背景描写に映像も駆使することにより、アリスが大きくなったり小さくなったりするのも上手に表現。チシャ猫は、複数のダンサーが頭、胴体、尻尾等の部品を構成することにより、アニメのアリスのように、それぞれがバラバラに動いたりもします。芋虫はパイプにヒントを得たのかアラビア風の踊りで表現。トランプのドミノ倒しもちゃんとありました。

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オケは打楽器が多く、リズミカルな曲をいつもに比べ張り切って演奏していました。通常のクラッシクバレエとは違うエンターテインメント、楽しめました。

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# by amati701 | 2014-12-20 07:17 | バレエ
11月27日:英国ロイヤルバレエ “ドン・キホーテ”
Royal Opera House, Covent Garden, London
演出・振り付け:Carlos Acosta (Marius Petipaの振り付けに基づく)

Kitri: Akane Takada, Basilio: Alexander Campbell,
Don Quixote: Gary Avis, Sancho Panza: Jonathan Howells,
Lorenzo: Alastair Marriott, Gamache: Johannes Stepanek
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英国ロイヤルバレエの“ドン・キホーテ”公演。バレエ素人の私はよく知らなかったのですが、19世紀のバレエの中では代表的な作品だそうです。念の為にネットでストーリーを予習。たわいもない喜劇ですが、スペインの踊りを取り入れたダンスは見ごたえがあります。

主役予定のプリンシパル ロベルタ・マルケスさんのケガで、日本期待のホープ高田茜さんが主役のキトリを演じました。高田茜さんは現在プリンシパルの次のFirst Solistという地位。足がスラリと伸び、技術的にも高そう。明らかに舞台の他の人よりは上手くキレもあり、この先が楽しみです。ただ初々しいというか、やや生真面目というか、先日マノンで見たヌニェスさんの踊る姿からにじみ出るニュアンスや表情があまり感じられません。雰囲気が物足りない感じ、やはりプリンシパルを張るには相当なものが必要なのでしょうね。


相手役のキャンベルさんは、日本人的体格。そのせいかどうかわかりませんが、動きに体操選手のようなキレがあり、ソロで軽々と宙を舞う姿は見応え充分です。またこの人は、昨年見たくるみ割り人形でハンス・ペーター(くるみ割り人形)役でしたが、ユーモア溢れる間の取り方とコミカルな動きは絶妙で、今回も何度も笑ってしまいました。特に自殺と見せかけキトリとの結婚の許しをロレンツァから取り付けたあとおもむろに起き上がるシーンは秀逸。


タイトルのドン・キホーテは演技はするがほとんど踊らず、ダンスの主役は若いカップルという面白い設定のバレエでした。振り付けは、ロイヤルバレエの客演プリンパルのカルロス・アコスタさん。今回も£10の席。


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# by amati701 | 2014-11-30 03:00 | バレエ
指揮:ベルナルド・ハイティンク、ピアノ:内田光子、ロンドン交響楽団
1) ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
2) モーツァルト:ピアノ協奏曲第22番
3) ブラームス:交響曲第4番
10月30日 バービカンホール、ロンドン
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巨匠ハイティンク、世界の内田光子を迎えてのロンドン響の演奏会。いつもは意欲的に入れる現代曲はなく、有名な曲を並べた豪華メニュー。

モーツァルトのピアノ協奏曲22番が名演でした。内田光子さんのピアノはほんとにクリアで美しく、オーケストラとも息がぴったりです。pppでもfffでも音が濁らず、埋もれず、モーツァルトの魅力を余すところなく表現します。本日はミスもやや散見されましたが、オケと一体となりモーツァルトの真髄に迫る演奏は感動ものです。まるで、モーツァルトの姿が内田光子さんに重なってみえてしまうほどです。曲が終わるとブラボーの嵐。内田光子さんはロンドンで大人気です。

モーツァルトのピアノ協奏曲は本当に素晴らしいですね。曲想の陰影とオーケストレーションの色彩は人間の感情を等身大に表したかのようで、人類の歴史を代表する芸術だとつくづく思います。この22番は、ピアノと管楽器の掛け合いが絶品です。ただしこの日の演奏は、中庸というかやや地味な演奏でした。昨年の内田さんの第17番は、丁々発止のやり取りがスリリングで即興的な才気に溢れた超絶名演だったので、どうしても比較してしまうのかもしれません。ハイティンクのテンポがかなりゆっくりだったので、そのせいかもしれません。

プラームスの4番も、ゆっくり目のテンポによるゆったりした演奏。第1楽章は空回り気味で、音がなんか濁って重なっていて、いつものロンドン響の切れ味にかけていました。しかし、第2楽章のチェロの主題からエンジン全開。分厚くコクのある骨太で懐の深いプラームスを聞かせてくれました。85歳のハイティンクはまだまだ元気そうですが、さすがに演奏終了後はへとへとでした。


ロンドン交響楽団は、コンセルトヘボウやクリーブランドほど美しくも、精密でもないですが、分厚く迫る音、音楽の躍動感は格別です。ただし、木管はいつもよりおとなしめ、そのせいかいつも驚嘆させられる音離れの良さや各パートの即興性がこの日はさほで目立たず、絶好調とまではいかない出来だったようです。また今日のバイオリンは両翼配置でした。

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# by amati701 | 2014-11-01 05:28 | 音楽
アップが遅れましたが、10月4日の英国ロイヤルバレエ公演、「マノン」。配役は
Manon: Marianela Nunez、Des Grieux: Federico Boneli、
Lescaut: Ricard Cervera、Monsieur GM: Chirstopher Saunders、
Lescaut's Mistress: Laura Monera

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美貌の少女マノンが、欲に目がくらみ、恋人デ・グリューを捨て金持ちの愛人になるが、デ・グリューを忘れられずパトロンを騙しデ・グリューとともに逃げよううとして捕まってしまい、牢獄行きとなる。デ・グリューは看守を殺害してマノンとともに逃亡するが、彼女は疲れ果てデ・グリューの胸の中で息絶えてしまうというお話。「ロミオとジュリエット」と同じマクミランよる振り付けだそうで、初演は1974年、古典的なバレエと異なりパントマイムの要素が多く、演劇を見ているようでした。

マノンを演じたNunezさんは、体の隅々まで表情豊かな踊りでした。優雅な所作、手足の先々まで神経の行き届いた繊細な動き、そしてどんな場面にも溢れる気品はさすがプリンシバル。感動です。相手役のBoneliさんも素晴らしい演技。以前くるみ割り人形でコクリューシ王子を演じていたのを観たときは、特に特徴のない平坦な踊りに思えたのですが、今回のマノンでは伸びやかに若い青年の情感を演じていました。

マノンというお話、一般には浅はかな若い女性の結末を描いているように言われるているようですが、バレエで見る限り運命に翻弄される若い女性の心の揺らぎを描く悲劇となっているように思えます。最後の「沼地のパ・ド・ドゥ」では、マノンが自分の過去を回想しながら、恋人との真の愛を確かめる中で死んでしまうという、幸せと悲劇の共存がバレエの身体を使った表現で、とても鮮明にあらわされていたように思います。

今日の席は£9。さすがに最上階の端で、舞台や1階席を覗く風景は壮観というか、少々怖い。

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# by amati701 | 2014-10-26 20:59 | バレエ