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サイモン・ラトル指揮、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
1) シベリウス、交響曲第1番、2) シベリウス、交響曲第2番
2月10日、at Babican Centre、London

昨年のプロ厶スに続いて、ラトル&ベルリンフィル管弦楽団がロンドンに登場。今回はシベリスの交響曲が中心です。初日の第1番と第2番の公演に行ってきました。

とにかくサウンドの素晴らしいことに感動です。美しく、壮大で、芳醇なれどピュアで、やっぱり世界最高のオケです。弦楽器が分厚いけれど瑞々しい音色でうねりのように奏でる旋律にはそれだけで心が動かされます。また、団員各々が高い技量を持ちつつ、自発的にそして互を信頼し合いながら音楽を作っているのが、極めて印象的です。


ラトルは、細かく指示を出していましたが、音楽は自然であまり極端な解釈や演出はなかったように思います。ベルリン・フィルという世界最高の楽器が最高のパフォーマンスを発揮できるよう随所に気を配っている、そうすればあとは音楽が自ずから語ってくれる、そんな態度のように思えました。シベリウスの初期の交響曲というせいもあるのでしょうが、フィンランドの自然や民族性を強調したものではなく、音楽そのものの普遍性を中心に据えた演奏と言えます。ラトル & ベルリン・フィルの演奏を直接聴くのは2回目ですが、面白いのは2回とも近代的音楽語法が強調されていたように聞こえたこと。今回のシベリウスも、随所で20世紀真っ只中の音楽のような錯覚に陥りましたた。

第1番の冒頭のクラリネットのモノローグを吹いたのはオッテンザマー。まだ若い人ですが、お父さんもお兄さんもウィーン・フィルのクラリネットの首席を務めるクラリネット界のサラブレッド。暖かく、まろやかで柔かく、しかし陰影に富んだソロで、聴衆を開始直後からシベリウスの世界に一気に引き込みました。なかなかのイケメンで、この先30年間ベルリン・フィルの顔となるんでしょうね。またフルートのトップは、エマニュエル・パユ。金のフルートで世界のヴィルティオーゾにふさわしい素晴らしい笛の音を聞かせてくれました。プログラムには、前回トップを吹いたアンドレアス・ブラウの名も。昨年限りで定年退職と聞いていたのですが、延長になったのでしょうか?喜ばしいことです。

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by amati701 | 2015-02-17 09:04 | 音楽