<   2014年 08月 ( 1 )   > この月の画像一覧


2014年7月29日、グラインドボーン音楽祭、モーツァルト 歌劇”ドン・ジョバンニ”

指揮:Andres Orozco-Estrada、 管弦楽:ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
ドン・ジョバンニ:Elliot Madore、レポレロ:Edwin Crossley-Mercer、
騎士長:Taras Shtonda、ドンナ・アンナ:Layla Claire、
ドン・オッタヴィーオ:Ben Johnson、ドンナ・エルヴィラ:Serena Farnocchia、
ツェルリーナ:Lenka Machikova、マゼット:Brandon Cedel

モーツァルトの歌劇で有名なグラインドボーン音楽祭。ロンドンの南の郊外、車で2時間ほどのLewesという町の近くの田園の中で開かれる、夏の風物詩である。今年の演目は、ばらの騎士、エフゲニー・オネーギン、ドン・ジョバンニ、偽りの女庭師、トラヴィアータ、リナルド。3月からweb予約し、ドン・ジョバンニを観てきた。

演出は現代風であり、登場人物は今風服装で登場する。ドン・ジョバンニが騎士長を殺害する場面は、殴り合いがエスカレートしナイフで刺してしまうという設定。クライマックスのディナーでは、楽団でなくレポレロがラジカセを操作していろんな音楽を聴かせる。舞台はシンプルながら、舞台芸術として非常に凝ったものになっている。

さて、オペラそのものだが、伝統ある音楽祭の名に恥じない素晴らしいものだった。歌手は皆粒ぞろい、各々見事なアリアを聞かせてくれた。特にドンナ・アンナのLayla Claireが圧倒的で高音から低音まで艶やかな通る声で父を殺された娘の情念を見事に表現していた。ツェルリーナのLenka Machikova、マゼットのBrandon Cedelも勝るとも劣らない歌唱で、このオペラの喜劇としての一面を見事に彩っていた。

アンサンブルとしての音楽も見事で、歌手とオケがぴったり、モーツァルトの音楽の深さも十分堪能できた。上手いなぁと思っていたら、ロンドン・フィルであることがわかり納得。コヴェントガーデンのロイヤルオペラハウスのオケが、いつもどうも締まらないので、その違いが際立つというものである。

ということで、期待通りのオペラだったグラインドボーン初体験だったが、予約後服装は「準正装いわゆるBlack tie(タキシードに蝶ネクタイ)が標準」であることが判明。皆さん、英国風のおしゃれをして開演前は広い庭園でピクニックを楽しむ。また、2時間近くもある幕間に会場のレストランでディナー。急遽貸衣装でタキシードを用意し、英国上流階級の雰囲気を味わった。

★日本ブログ村ランキングに参加しています。
是非1クリックお願いしますね!↓

にほんブログ村 クラシックブログ クラシック音楽鑑賞へにほんブログ村 クラシックブログ クラシックコンサート・演奏会感想へにほんブログ村 演劇・ダンスブログ バレエへ
にほんブログ村
b0319432_06213154.jpg
b0319432_06215784.jpg

b0319432_06224628.jpg

[PR]
by amati701 | 2014-08-10 06:24 | オペラ