チョン・ミョンフン = ロンドン交響楽団:ベートーヴェン第9 in セントポール大聖堂

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2014年7月15日。チョン・ミョンフン指揮、ロンドン交響楽団演奏。ベートーヴェン交響曲第9番
セント・ポール大聖堂

レギュラーシーズンを終えたロンドンのクラシック音楽会は、イベントのシーズンに突入。ロンドン交響楽団は、趣向を変え観光名所として有名なセント・ポール大聖堂での演奏会である。夏のシーズンのイベント、「City of London Festival」の一環であるが、今年のテーマのひとつが「Seoul in th City」ということで、本日は、指揮者にチョン・ミョンフン、韓国出身の歌手をソリストに迎えてのえコリアン・イブニングの演奏会となった。他にもクラシック音楽やその他いろいろとコリアン関連の催し物が開催されるようである。観客に、同じ顔つきの人々が多いと思ったら聴こえてくる声はコリアン(らしい)であった。

大聖堂の中での世界的指揮者とオケによる第9とは、またとない経験であった。普段は撮影禁の大聖堂内の写真も、どさくさに紛れてしっかり撮ることができた。さすがに残響が10秒近くあり、音楽そのものを十分味わうにはいたらなかった。それでも慣れてくると、それなりに良さが伝わってくるもので、随所にピュアな音響が聞こえたし、3楽章の優美な音には感動した。あの悪条件の中でこんなピュアな音を引き出すのだから、チョン・ミョンフンはよほど耳がいいのだろう。音楽作りは古臭くもなく、だからといって斬新な解釈や奇をてらった効果を狙うのでなく、正攻法(のようだった)。高いドームの天井にこだまするオーケストラの音は時にもやもやするが、一方ではオルガン的は音響を生み出し、第4楽章で歌われる人類の友愛と平和の歌は、大聖堂の雰囲気にぴったりであった。

チョン・ミョンフンの指揮は、キビキビし無駄な動きがなく、観客から見てもほんとうにわかりやすい指揮である。ひところ韓国内での活動が中心だったようだが、2012年から名門ドレスデン国立歌劇場管弦楽団の首席指揮者になっており、今後の欧州での活躍に期待大である。

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by amati701 | 2014-07-19 07:10 | 音楽